【海外旅行】国際線乗り継ぎってどんな流れ?方法と注意点をわかりやすく解説!
ねえ!教えて欲しい!!
どうしたん?顔やばいよ?笑
ニューヨークに行こうと思って、
他の便より安かったからチケット予約したら、
韓国で乗り継がないといけなくて…。
「海外の空港で乗り継ぎ」とか不安すぎる!!!
助けて!!!
韓国で乗り継ぎね!いいやん!空港の中でゆっくりできるし。
え?!いいの?!どういうこと?
乗り継ぎ時間を飽きさせないように、
空港の中にはカフェや免税店などがあるんだよ^^
注意点もあるから解説するね!
まじでお願い!!
☆この記事でわかること
- 海外の空港で乗り継ぐ方法がわかる
- チェックイン時の注意点、乗り継ぎ地での注意点がわかる
- 乗り継ぎ便に乗り遅れた場合の対処法がわかる
- 乗り継ぎでの楽しみ方がわかる
国際線「乗り継ぎ便」ってなに?
「乗り継ぎ便」とは、「目的地に行くために他の空港で一回降りて、再度搭乗し直し、違う便に乗って目的地まで行くこと」です。
「直行便」とは、「一度も飛行機から降りずにそのまま目的地まで行くこと」です。
すべての目的地に日本から直行便で行ければ一番よいのですが、主要な目的地以外は「乗り継ぎ便」で行くようになります。
直行便がある目的地でも、「乗り継ぎ便」を利用した方がチケット料金を安く抑えれる傾向があるため、「直行便より低予算で目的地まで行ける」というメリットがあります。
- 海外の乗り継ぎってどうしたらいいの?
- いつのタイミングで入国審査するの?
- 何か注意することある?
これらの疑問を解説していきます!
国際線乗り継ぎの流れ
目的地と同じ国で乗り継ぐ場合と目的地と違う国で乗り継ぐ場合で、国際線乗り継ぎの順番が変わります。
いちばん大きく違う点は、「いつのタイミングで入国審査するか」です。
目的地と同じ国で乗り継ぎ
例えば、こんな感じの場合。
(例)日本(東京)→タイ(バンコク)→タイ(プーケット)
「目的地と同じ国で乗り継ぎ」の場合、乗り継ぎ地で入国審査になります。
※(例)から抜き出すと[タイ(バンコク)]で入国審査があります。
流れはこんな感じ。
(例)のタイ(プーケット)は国内線になるってことだね!
大当たり〜♪
日本で例えるなら、「東京で入国して大阪に行く」みたいなイメージです。
この場合、再度国内線のチェックインが必要になる場合があります。
チェックインが必要かどうかは、予約した航空会社で異なります。
乗り換え地までの航空会社と目的地までの航空会社が同じ場合、航空会社のホームページをご確認ください。
Googleなどで検索する場合
「航空会社(スペース)国内線乗り継ぎ」で検索💡
目的地と違う国で乗り継ぎ
例をあげると、
(例)日本(東京)→韓国(ソウル)→アメリカ(ニューヨーク)
「目的地と違う国で乗り継ぎ」の場合、目的地で入国審査になります。
※(例)から抜き出すと[アメリカ(ニューヨーク)]で入国審査があります。
流れはこんな感じ。
こっちは国が違うからわかりやすいね!
そう!目的地に着いたら入国審査の手続きをとればいいからね^^
※目的地と違う国で乗り継ぎで、「出発地〜乗り継ぎ地」と「乗り継ぎ地〜目的地」の航空会社が異なる場合は、乗り継ぎ地で入国、受託手荷物を受け取って、再度チェックインになります。
チェックインの時の注意点
出発当日のチェックインの時に確認することが2つあります。
- 目的地までのチケットがもらえるか
- 受託手荷物(スーツケース)が目的地まで行くか
そうなんです。チケット貰えなかったり、スーツケース目的地まで行かないケースがあります。
一番確実にわかる方法は、当日のチェックインの時に航空会社の人に確認することですが、
事前に判断する材料となるのが、同じ航空会社ですべての区間を運行するかどうかです。
【注意点1】目的地までのチケットがもらえるか
「目的地までのチケットがもらえるケース」と「目的地までのチケットがもらえないケース」を
例を挙げて説明します!
目的地までのチケットがもらえるケース
- すベての区間が同じ航空会社の場合
- コードシェア便(共同運行便)を利用し、便名が同じ航空会社の場合
※「コードシェア便(共同運行便)」とは、「2社以上の航空会社が一つの飛行機を共同で運行している便」のことを言います。
例:すべての区間が同じ航空会社の場合(便名はテキトーです)
●東京〜ニューヨーク
- 東京 ー ソウル(乗り継ぎ地)【KE704】大韓航空利用
- ソウル(乗り継ぎ地)ー ニューヨーク【KE085】大韓航空利用
例:コードシェア便の場合(便名はテキトーです)
●東京〜プーケット
- 東京 ー バンコク(乗り継ぎ地)【TG643】タイ国際航空利用
- バンコク(乗り継ぎ地)ー プーケット【TG2287】タイ国際航空とタイスマイルエアウェイズのコードシェア便
上記のようにチケットを購入した場合、基本的に目的地までのチケットがもらえます。
もちろん、念の為、当日チェックインの時に航空会社の人に確認しましょう!
目的地までのチケットがもらえないケース
「出発地〜乗り継ぎ地」と「乗り継ぎ地〜目的地」の航空会社が異なる場合
例:「出発地〜乗り継ぎ地」と「乗り継ぎ地〜目的地」の航空会社が異なる場合(便名テキトーです)
●福岡〜パリ
- 福岡 ー 東京(乗り継ぎ地)【GK514】ジェットスター利用
- 東京(乗り継ぎ地) ー パリ【AF275】エールフランス利用
●東京〜トロント
- 福岡 ー ソウル(乗り継ぎ地)【KE704】大韓航空利用
- ソウル ー ニューヨーク(乗り継ぎ地)【KE085】大韓航空利用
- ニューヨーク ー トロント【AA4386】アメリカン航空とエンヴォイ・エアのコードシェア便
上記のように2つ以上の航空会社でチケットを購入している場合は、
出発地と乗り継ぎ地にて2回チェックインをし、それぞれでチケットを受け取ります。
受託手荷物(スーツケース)等も預けなおさなければなりません。
【注意点2】受託手荷物(スーツケース)が目的地までいくか
先ほどと同じように、
「目的地まで受託手荷物がいくケース」と「目的地まで受託手荷物がいかないケース」があります。
例を挙げて紹介します!
目的地まで受託手荷物(スーツケース)がいくケース
- すベての区間が同じ航空会社の場合
- コードシェア便(共同運行便)を利用し、便名が同じ航空会社の場合
※「コードシェア便(共同運行便)」とは、「2社以上の航空会社が一つの飛行機を共同で運行している便」のことを言います。
「目的地までのチケットがもらえるケース」と同じです^^
例:すべての区間が同じ航空会社の場合(便名はテキトーです)
●東京〜ニューヨーク
- 東京 ー ソウル(乗り継ぎ地)【KE704】大韓航空利用
- ソウル(乗り継ぎ地)ー ニューヨーク【KE085】大韓航空利用
例:コードシェア便の場合(便名はテキトーです)
●東京〜プーケット
- 東京 ー バンコク(乗り継ぎ地)【TG643】タイ国際航空利用
- バンコク(乗り継ぎ地)ー プーケット【TG2287】タイ国際航空とタイスマイルエアウェイズのコードシェア便
上記のようにチケットを購入した場合、基本的に目的地まで受託手荷物(スーツケース)がいきます。
もちろん、念の為、当日チェックインの時に航空会社の人に確認しましょう!
目的地まで受託手荷物(スーツケース)がいかないケース
「出発地〜乗り継ぎ地」と「乗り継ぎ地〜目的地」の航空会社が異なる場合
「目的地までのチケットがもらえない」バージョンと同じです^^
例:「出発地〜乗り継ぎ地」と「乗り継ぎ地〜目的地」の航空会社が異なる場合(便名テキトーです)
●福岡〜パリ
- 福岡 ー 東京(乗り継ぎ地)【GK514】ジェットスター利用
- 東京(乗り継ぎ地) ー パリ【AF275】エールフランス利用
●東京〜トロント
- 福岡 ー ソウル(乗り継ぎ地)【KE704】大韓航空利用
- ソウル ー ニューヨーク(乗り継ぎ地)【KE085】大韓航空利用
- ニューヨーク ー トロント【AA4386】アメリカン航空とエンヴォイ・エアのコードシェア便
この場合、乗り継ぎ地にて受託手荷物を一度受け取る必要があります。
そして乗り継ぎ地にて再度チェックイン、受託手荷物を預けなおしになります。
ちなみに当日チェックイン後に「あれ?どっちだったけ?」と迷ったら、
チェックインの時にもらうバゲージダグでも確認できます
乗り継ぎ地での注意点
無事、乗り継ぎ地に到着しましたね^^お疲れ様でした!
乗り継ぎ地にて注意点が2点あります。
- 乗り継ぎ便の搭乗口を間違えないこと
- 時計を現地時間に合わせること
順に解説します!
【注意点3】乗り継ぎ便の搭乗口を間違えないこと
飛行機を降りた後
乗り継ぎの空港に到着すると、2つの方向に道が分かれます。
「Transfer(乗り継ぎ)」と「Immigration(入国)」です。
もちろん「Transfer(乗り継ぎ)」に行ってくださいね。
「Immigration(入国)」と「Transfer(乗り継ぎ)」は全く別のルートになっており、
最悪乗り継ぎ便に間に合わなくなってしまいますので、お気をつけください!
乗り継ぎ便の搭乗口に向かう時
大きな空港になると、「飛行機を降りたターミナル」と「乗り継ぎ便に乗るターミナル」が異なる時があります。
しかも、ターミナル間の距離が遠すぎてバスやモノレールなどに乗る場合も。
10分ぐらいかかる可能性もあるため、まず確認しましょう!!
【注意点4】時計を現地時間に合わせること
航空券やeチケットに書いてある時間はすべて「現地の時間」で記載されています。
スマートフォンなどは、空港のフリーWiFiを使うと自動的に現地時間に反映されます。
ですが、その他の時計は自分で現地時間に合わせる必要があります。
時計の時間を日本時間のまましていたら、乗り継ぎ時間を間違えてしまう可能性がありますので、
乗り継ぎ地に着いたら、必ず現地時間に合わせましょう!
もしも乗り遅れたら?
もし当日、飛行機の遅延などで乗り遅れてしまったら・・・。
まず利用する航空会社のカウンターに行き、スタッフに相談しましょう!!
状況は2パターン考えられます。
- 「航空会社の機材繰り」や「気候」による遅延のため乗り継ぎ便に乗れなかった場合
- 自分の都合により乗り遅れた場合
2の場合は、仕方ないのですが購入したチケットは無効になりますので、もう一度チケットを買いなおす必要があります。
1の場合は、さらに3パターンで対応が分かれます。
1.「航空会社の機材繰り」や「気候」による遅延のため乗り継ぎ便に乗れなかった場合
- すべての区間が同じ航空会社の場合…航空会社が補填、対応してくれる
- コードシェア便(共同運行便)を利用し、便名が同じ航空会社の場合…航空会社が補填、対応してくれる
- 「出発地〜乗り継ぎ地」と「乗り継ぎ地〜目的地」の航空会社が異なる場合…航空会社の保証なし、新しいチケットの買い直し
「すベての区間が同じ航空会社の場合」と「コードシェア便(共同運行便)を利用し、便名が同じ航空会社の場合」は、
自分たちの航空会社内で起きた遅延のため、状況も把握しており代案の便も手配してくれます。
しかし、「出発地〜乗り継ぎ地」と「乗り継ぎ地〜目的地」の航空会社が異なる場合は、
「出発地〜乗り継ぎ地の航空会社」と「乗り継ぎ地〜目的地の航空会社」が予約状況を共有しているわけではないため、
台風のせいで乗り遅れたんです!!
といっても、悪い言い方をすれば、
「知ったこっちゃありません。乗り遅れたため、新しいチケットを購入してください」
になります。
海外旅行保険に加入している場合、一定時間以上遅延すると保険が下りる可能性もありますので、確認してみましょう!
乗り継ぎ地での楽しみ方
えぇー。早くハワイにいきたいのに、乗り継ぎ時間長すぎてめんどくさいー!!
そう思うでしょ?
でも海外の空港って、乗り継ぎ時間も楽しめるようなお店やゆっくりできる施設があるんだよ♪
カフェで楽しむ
私は大体、カフェで待ち時間過ごすことが多いです^^
ビールも飲んじゃいますね。笑
「スタバ」などの王道カフェや、その都市ならではのカフェや飲食店などもありますので、ゆっくり過ごすことができます♪
免税店で楽しむ
ブランド好きにはたまらない免税店がいっぱいあります!
日本のブランド品より安く購入できるので、お好きな方は購入しても良いかと思います!
マッサージをしてもらう
長時間フライトから、
「腰いたーい」「肩凝ってるー」「足の裏マッサージして欲しいー」
ってなったら、マッサージ店がある空港もありますので、ぜひ利用してみてください^^
ラウンジで過ごす
「ラウンジ」とは、航空会社のクレジットカードを持っている人や、ファーストクラスやビジネスクラスに乗っていた人たちが休憩できる、ちょっと特別な待合室です。
ゆったりめのソファーに座って、無料のドリンクを飲んで、バイキングで軽食を楽しむことができます。
乗り継ぎ地で入国して観光する
実は乗り継ぎ地で入国して、1カ国だけではなく2カ国楽しむこともできます!
このためにわざと乗り継ぎ時間を長目に取るお客さんもいました^^
国によっては「トランジット観光」と言って、乗り継ぎ時間で楽しめる観光ツアーなどもありますので
事前に調べてみるのも良いですね◎
「経由便」って何?
よく似た便として「経由便」というのがあります。
「経由便」とは、長いフライトをしてきた飛行機が給油や機体の設備などの点検をするために一度着陸し、補給を行ってから目的地に向かう便になります。
「経由便」は出発地から経由地に乗る便と、経由地から目的地に乗る便は同じになります。
例:経由便&乗り継ぎ便(便名はテキトーです)
【経由便】東京(CX511)ー[台北(経由地)]ー香港(CX511)
【乗り継ぎ便1】東京(TG643)ー[バンコク(乗り継ぎ地)]ープーケット(TG2287)
【乗り継ぎ便2】東京(KE503)ー[ソウル(乗り継ぎ地)]ーニューヨーク(KE702)
便名が同じなので、「経由便」は、チケットが2枚ありません。
そのため、
あれ?やけに早く着いたなあ。
と思ったら、経由便に乗っていて、着いたのは「経由地」だった。
ということもあります。
経由時間が短い場合は、そのまま機内にいることになりますが、
経由時間が長い場合は、飛行機の外に出て、免税店に立ち寄ることもできます。
もし飛行機を降りる場合は、貴重品等は持っていくことをおすすめします。
まとめ
乗り継ぎの流れもわかったし、ビール飲めるし
乗り継ぎ便楽しみになってきた♪
ポイントさえ押さえていれば乗り継ぎ便も楽勝よ♪
初めは「海外で乗り継ぎ?!」って不安に思うかもしれませんが、
流れはほとんど同じなので、慣れてくると「ちょっとカフェでお茶しよう!」ぐらいの気持ちになります♪
参考になれば嬉しいです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
何か質問や聞きたいことなど、お気軽に「お問い合わせ」フォームから連絡くださいね^^
インスタグラムもしているので、インスタのDMからでもOKです♪