【初めて海外旅行】完全版!〜出入国手続きの流れPart2(入国編)〜
入国するとき不安〜。もう海外だから言葉通じないもんね。
確かに緊張するね!
私も英語全然できないから、いつも「何も起こらないでー」と思いながら
入国してる。笑
でも、過剰に心配する必要はないよ!
特に今回は「観光」をメインで海外に来ているから、
英語で複雑な質問をされることはほとんどないと思う^^
あ、そうなの?全然話せなくても大丈夫?
大丈夫!
英語で話しかけられることがあるとするなら「入国審査」のとき。
質問事項はほぼお決まりパターンがあって、それを抑えればOK♪
紹介していくね!
☆この記事でわかること
- 「出入国手続き」とは何か
- 【往路】海外に入国する手続きの流れ(入国審査時に聞かれる英語の質問も紹介!)
- 【復路】日本に入国する手続きの流れ
「出入国手続き」とは?
「出入国手続き」とはその名の通り、「国を出国する手続き」と「国を入国する手続き」のことを総称として言います。
これは、「往路(日本を出国して海外の国に入国するとき)」と「復路(海外の国を出国して日本に入国するとき)」どちらとも各国の空港内にて手続きを行います。
なぜ「出入国手続き」をする必要があるの?
悪い人たちが入国するのを阻止(出入国審査)したり、輸出輸入してはいけないものをチェック(税関手続き)したり、海外から病原菌などの持ち込みを阻止(検疫)したりするためだよ。
もちろん、「誰が出国して誰が入国したか」という管理のためもありますが、最近では、世界各地でテロが多発している傾向もあり、犯罪者の出国や入国を水際で防止する役割もあります。
そのため国内線のように手荷物の確認だけではなく、「出入国審査」と「税関手続き」と「検疫」が別途必要になります。
出国する時もいろいろ手続きあったけど、入国する時もいろいろ手続きあるのね。
そうだね。
入国審査さえ終われば、基本的に受託手荷物を受け取って手続き終了^^
入国手続きの流れを説明していくね!
【往路】海外に入国するときの手続き
入国手続きの流れをざっと紹介。
STEP1〜 STEP6の詳細を説明していきます!
入国審査のカウンターへ進む
飛行機から降りたら、まずは入国審査カウンターへ向かいましょう!
空港の中に入ると、「Immigration」または「Passport control」と書いてある看板を見つけ、その方向に行きます。
もう一つ、「Transfer」または「Connecting Flights」という看板があるかと思いますが、「乗り継いで他の目的地に行く」人が向かう方になりますので、間違えないようにしましょう!
入国審査カウンターには世界中の旅行者が並ぶため、少なくとも30分は並ぶイメージ。
長いときは1時間並ぶことも!
ぜひ先にトイレを済ませておくことをおすすめします^^
入国審査
旅行者用のカウンターに向かう
入国審査のカウンターに着いたら、大きく2つのカウンターがあります。
- その国の人(在住者)⇒Residential/Residents/Citizen
- 旅行者(非在住者)⇒Foreign/Foreigner/Tourlist/Visiter/NonResidents/Foreign Passport
私たち旅行者は、2のカウンターに行きます。
カウンターの列に並んでいる間に準備するもの
- パスポート
- 搭乗券(ボーイングパス、チケット)
上記2つを準備しながら待ちましょう!
ちなみに、ほとんどの国際線の空港には無料のWi-Fiがあります。
待ち時間でLINEやメールの確認をしてもよいですね◎
国によっては、下記がプラス必要な場合があります。
<必要な場合のみ>
- 出入国カード
- ビザ(査証)
「出入国カード」が必要な場合、搭乗した飛行機の中でキャビンアテンダントからもらえます。
もし機内で眠っている間に、出入国カードを配られていて事前にもらえなかった場合は、
到着した空港内に置いてありますので記入しましょう!
「ビザ(査証)」に関して、少しですが詳細を載せている記事がありますので見てみてください!
こちらもチェックしてみてね。
順番がきたら本人確認
自分の順番が回ってきたら、パスポートと搭乗券を入国管理官に渡しましょう。
※国によっては、出入国カードとビザ(査証)の提出が必要です。
空港によっては、指紋認証、顔写真の撮影、パスポートのIC情報より渡航歴の確認などがあります。
英語での質問(ないケースもある)
上記にある本人確認のみで終わるケースもあります。
もし英語で質問があったとしても、ある程度聞かれる内容が決まっています^^
覚えてドヤ顔で答えちゃおー!
聞かれる内容は、主に次の3点。
- 入国、滞在の目的⇒(回答例:観光です)
- 滞在期間⇒(回答例:5日間です)
- 滞在場所、滞在先⇒(回答例:ホテルです)
①入国、滞在の目的⇒(回答例:観光です)
【質問】
「What’s the purpose of your visit?」(あなたの渡航目的はなんですか?)
【回答】
「Sightseeing.」(観光です)
「Business.」(仕事です)
「To study.」(語学留学です。)
②滞在期間⇒(回答例:5日間です)
【質問】
「How long will you be staying?」(何日間滞在しますか?)
【回答】
「Five days.」(5日間です)
「One week.」(1週間です)
「Three months」(3ヶ月です)
③滞在場所、滞在先⇒(回答例:ホテルです)
【質問】
「Where are you staying?」(どこに滞在ですか?)
【回答】
「At the ○○hotel.」(○○ホテルです)
「At my host family’s house.」(ホームステイです)
「観光」で海外に来ている場合、ほとんどの場合が上記質問だけ聞かれます。
私の海外旅行の経験から個人的に感じたことなのですが、
- 滞在が長い人・・・(例)1ヶ月以上の滞在、VISA無しで滞在できる期間を超えて滞在する人
- 仕事で来ている人
- 日本帰国のチケットを持っていない人
上記の人たちは、さらに詳しく質問を受ける可能性があると思います。
なぜなら、「観光目的で海外に来ている可能性が低いから」です。
不法滞在をして就労ビザ無しに海外で仕事をする可能性や、悪いことをするために海外にきている可能性を考えて、「入国させて大丈夫か」たくさん質問をして入国管理官が判断をします。
英語ができることに越したことはないですが、
不安な方は「Google翻訳」などをスマートフォンに準備していくとよいかもしれません。
人の審査→機械の審査に変わりつつある
「チェックイン」「出国審査」と合わせて「入国審査」も機械の審査に変わりつつあります。
●「自動化ゲート」で入国審査を受ける
⇒パスポートを読み取り、顔写真の撮影をして、問題なければ出国手続き終了です。
●「顔認証ゲート」で入国審査を受ける
⇒パスポートに搭載されているICチップの顔の画像と、顔認証ゲートのカメラで撮影した顔の画像を照合して本人確認を行い、問題なければ出国手続き終了です。
機械の審査の場合、入国スタンプは押されません。
希望の方は機械での審査終了後、職員に申し出ればスタンプがもらえます^^
💡国ごとに機械審査の状況が異なります。
(例)
- イギリス⇒事前登録なしで「自動化ゲート」の利用ができる
- 香港、台湾⇒年間に一定数入国している日本人に対して、「自動化ゲート」利用を申請できる
- アメリカ⇒「KIOSK」と呼ばれるセルフサービスの入国審査で行う ※最終的に人による審査が必要
受託手荷物(スーツケースなどの大きな荷物)の受け取り
入国審査、お疲れ様でした^^
入国審査が終われば受託手荷物を受け取って、無事海外の街に繰り出せます!!
受託手荷物受け取り場所に向かう
「Baggage Claim」と書いてある看板を見つけ、その方向に行きます。
大きな空港だと、辿り着くまでに10分以上歩く場合かかる場合があります。
パスポートと搭乗券は、バッグに閉まって大丈夫です^^
自分が乗っていた飛行機の荷物レーンで荷物を受け取る
荷物受け取り「Baggage Claim」場所に到着したら、飛行機の便ごとに荷物受け取りレーン分けられていますので、電光掲示板で下記を確認します。
- 便名
- 出発空港
- 受託手荷物受け取りカウンター
自分が乗ってきた飛行機の荷物レーンを見つけたら、荷物を預けるときにもらった半券を出して待ちましょう。
似たスーツケースがたくさんありますので、必ず半券の番号と間違いないか確認後、受け取りましょう!
※そんなことある?「ロストバゲージ」
「ロストバゲージ」とは、何らかのトラブルで目的地の空港に自分の荷物が届いていないことを言います。
一番多い原因は「荷物の積み忘れ、遅れ」です。
10カ国以上旅行しましたが、今のところ一回も経験していません。
なかなか起きないことですが、
不安な方は「1日分の着替えを機内持ち込み手荷物で持っていくこと」をおすすめします。
「ロストバゲージ」について詳細を知りたい方はこちら
税関申告(必要な人だけ)
「税関審査」は必要な人だけになります。
必要なければ、受託手荷物を受け取って海外の街へ出発しましょう!!
必要な人とは?
- 多額のお金を持ってきている人(だいたい100万以上)
- たばこ、お酒、香水などの免税となる数量を超えて持ってきている人
- 国の法律や宗教や経済情勢等で、持ち込みを禁止している物を持ってきている人(例:お肉、果物、野菜など)
※国によって規制対象が異なるため、各自確認が必要になります。
お肉とかは、持っていく人少ないでしょ?
それが意外なところで引っかかる可能性があるの。
例えば、アメリカ。
アメリカは特に、お肉類の持ち込みは厳しいです。
条件は、「お肉の原料が少しでも入っているとダメ」です。
つまり、謎肉が入っているカップラーメン、お肉のエキスが使われたスナック菓子、ビーフジャーキーなどの加工品もアウトです。
えぇ!そうなんだ!!
もし知らずに持ってきてしまった場合はどうなるの?
ちゃんと申告しましょう。
没収されてしまうかもしれませんが、申告せずに後からバレた方が大変ですし、
今後アメリカへの入国が制限される可能性がありますので、不安な場合は申告しましょうね^^
手続き方法
- 「税関申告書」に記入して提出。
- 「入国カード」と一緒になっている「税関申告書」を記入して提出。
上記どちらも、機内もらえるor空港の中に置いてあります。
最新の情報をチェックする方法
Googleなどで「国名(スペース)持ち込み禁止」と検索!
検疫(必要な人だけ)
「検疫」も必要な人だけです。
必要ない人は特に何も申告しなくて大丈夫です。
必要な人とは?
- 「検疫感染症の流行地域」に滞在していた旅行者
- 「検疫感染症の流行地域」にある空港を経由する航空機を利用した旅行者
具体的には?
「エボラ出血熱」や「デング熱」などの感染症にかかるかもしれない地域に旅行した人が対象だよ。
☆対象外地域から入国する人は?
空港によっては「サーモグラフィで体温が測れる機械」が受託手荷物受け取り場の出口付近にあり、熱がある人をチェックしています。
対象外地域からの入国でも熱があれば、体調を確認されるかもしれません。
体調が優れない場合も検疫官に申告しましょう!
手続き方法
「検疫質問票」に記入し、検疫カウンターで検疫官に提出する。
「検疫質問票」は、機内でもらえます。
機内で「検疫質問票」をもらわなかったら、「検疫対象外地域」になるため、体調が優れない場合を除いて申告は不要です。
基本的に「検疫対象外地域」にいく方が多いです。
「検疫質問票」をもらう地域にいくことをは、そんなに多くないと思います。
「新型コロナウイルス」の影響
私がこのブログを書いている時は「新型コロナウイルス」が世界中に流行しており、自由に海外渡航ができない状況にあります。
「新型コロナウイルス」の流行が落ち着き、海外渡航が解禁されると、検疫で「新型コロナウイルスに感染していません!」って、入国する旅行者全員が申告しないといけないかもしれません。
「新型コロナウイルス」が流行る前は、体調が優れない限り検疫にお世話になることはなかったのですが、
今後は関わることが多くなるかもしれません。
「検疫」の手続きが変更になりましたら、ブログにて手続き方法を解説しますのでどうぞよろしくお願いします^^
空港を出発して海外の街へ!
長かったですね!
お疲れ様でした^^
海外の街に繰り出しましょう♫
【注意!】事前に空港→市内までの公共交通機関の予約を取る場合
注意点はたった1つ。
公共交通機関の予約は、飛行機到着したあと最低1時間は間隔をあけて予約を取りましょう!
例えば、
- 旅行会社のサイトで、空港⇔ホテル間の送迎を自分で予約する
- バスや電車のチケットを、事前に日本でインターネットから購入する
などの場合は、必ず最低1時間間隔を空けて予約を取りましょう!!
理由は、「入国審査などの手続きで1時間程度かかってしまうから」です。
もちろん、1時間以上間隔を空けて予約するのは何も問題ないです^^
【復路】日本に入国するときの手続きは?
日本に入国(帰国)するときの手続きの流れは、今まで紹介した流れと同じになります。
日本の入国審査は、「自分の国に帰ってくる」ため、何も緊張することなく手続きが終わります。
空港の中に入ると、日本人も多くいるので
「あ〜。日本に帰ってきたわ〜」と思います
日本に帰国するまでは、海外なので英語で話す場面が多々あります。
その気持ちのまま帰国してしまうと…
日本に入国審査するときに、日本人の入国管理官に「Thank you.」と言ってしまったことがあります。(照)
「Thank yo…、あ、ありがとうございます」みたいな感じです。(ハズカシイ//)
みなさんは気をつけてね!笑
まとめ
英語での回答も学べて安心したし、
空港を出るまでの所要時間も学べてスケジュール組みなおしもできたからよかったよ〜♫
よかった^^
空港の中に、「こういう順番で手続きしてくださいね」みたいに順序が書いてあるわけじゃないから、事前に知っておくと安心だね♪
まだまだ海外での入国審査はとても時間がかかり、約1時間ぐらい所要時間がかかります。
そのため、日本の空港も、海外の大きな空港も、入国審査を「機械化」することによって所要時間の短縮を進めています。
「機械化」というと難しいイメージもあるかもしれませんが、「全世界の人たちが言葉が通じなくても共通して理解できる」ように作られていくため、画像やアイコンなどを使って「視覚で分かりやすい」機械ができると思っています。
時間も短縮できてわかりやすい出入国審査になると、
ストレスフリーになり旅行もさらに行きやすくなりますね^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^
何か質問や聞きたいことなど、お気軽に「お問い合わせ」フォームから連絡くださいね^^
インスタグラムもしているので、インスタのDMからでもOKです♪